院長自己紹介

院長ブログ

川越の歯科・歯医者・矯正・予防歯科なら川越駅西口歯科

院長自己紹介

はじめまして。川越駅西口歯科院長の佐貫康裕と申します。

簡単に自己紹介(自己紹介 自己分析)させていただきますと、好奇心旺盛で人と話すことが大好き、といったところでしょうか。そんな性格からか、初の一人旅は3歳半からはじまりまして、このときは新宿で父親に見送られて2泊3日のバス旅行にいきました。一人旅といっても合気道の合宿で引率の先生方はいたのですが、まわりはほとんど知らない大人ばかりで、2日目の夜にはベッドで一人隠れて泣いていた記憶が今でも鮮明に残っています。どっち向きで寝ていたかまで覚えているくらいです(*^_^*)

 

それからは庭でキャンプまがいのことをやってすくすくと育ち、18歳の時に友達と野宿しながら高知県は桂浜をめざし、満点の星空の下お互いの夢を海に向かって叫ぶ、というベタな青春ドラマのような自分に酔いしれていた消し難い記憶があります。

大学に入ってからも好奇心は増すばかりで、今度は暇を見つけては海外へと足を運ぶようになりました。

 

初めての旅行はなぜかトルコ。行きたい国のチケットがとれなくてHIS(旅行会社)の人に勧められるままにチケットを買い飛行機に乗りました。激安航空券だったので、トルコまで27時間もかかりましたが、飛行機と機内食が楽しくてうれしくて得した気分だったのを覚えてます。

トルコに着くと初端になぜか高い絨毯を買ってしまい、(高いといっても8万円くらいだったか…)お金が半分くらいに減り、その絨毯でその後野宿を強いられるはめになってしまいました。

 

旅にトラブルはつきもので、スペインでは4人組の強盗に襲われ無一文に…。パキスタンでは交通事故に合い、乗っていた車が3回転、南米のコロンビアでは首絞め強盗、インドの山奥では遭難しかかり、熊と遭遇、などなど…。こうしてなぜか海外旅行の魔力にとりつかれ、いろいろな国をまわっていくうちに、歯医者としてカンボジアでボランティア活動をすることになりました。

もちろん日本のような治療は行うことはなく、主に遠くの村に行き、青空の下で歯を抜いたり、歯磨き指導をしたり、フッ素の普及活動をしていました。子供やまだ若い子で前歯を抜いてほしいなんていう場合は、なんとか病院に連れ帰って治療をしていました。田舎の人はだいたい歯は抜いてほしいと言うのですが、理由は、また痛くなったら困るし、いつ歯医者が来てくれるかわからないから…という切ない理由でした。

本当に日本をはじめ先進国と言われている国の人達は医療という面では非常に恵まれてるなあと感じました。

 

村に行く道は全部赤土で、途中何人も子供が笑顔で追っかけてきてくれてよく手を振ってくれました。田舎にいくほど追っかけてくれる子が多かったです。

あと、田舎の子供ほど歯がきれいだったのが印象的でした。町に住む子供はお菓子やジュースがいつでも手に入るのに対し、田舎の子供は昔ながらの食事。町の子供は歯磨きを習っているにもかかわらず、虫歯だらけ。いかに食事が歯や健康に影響があるかがよくわかりました。

 

ボランティアといってもいつも大きな報酬をもらっていたような気がします。

以前石巻にもボランティアで行きました。その時も地元の人にいろいろしてもらっていました。石巻では専修大学の敷地にテント張らせてもらって活動していたんですが、こういってはなんですが、すごい楽しかった記憶があります。その時お昼ご飯でお世話になった橋本さんという方がいるのですが、自らも被災者であるのに、私財をほとんどボランティアの人のお昼ご飯に費やしたと言っていました。その時もやはり大きな報酬をいただいているんだなあ、と同じように思いました。

 

どこの国が一番良かった?ときかれることがありますが、その時の雰囲気、出会い、天気などいろいろな要素でその国の印象が変わるので、どこが一番とはなかなか言いづらいんです。歯医者さんのイメージも一緒ではないでしょうか?技術、外観以外にも、よく説明してくれたり、スタッフが笑顔だったり、周りの患者さんが和んでたり、なんか雰囲気が良かったり… 歯医者さんを印象付ける要素ってたくさんあると思うんです。なので、患者さんがなんとなくいいなあ、ここ合うなあと思ってくれるような歯医者さんを作っていければなあと思い、診療をしています!(^^)!