ほとんどの場合、まずは歯科を受診することをおすすめされます。
顎関節症について
顎関節は耳の前方にある関節です。この関節の病気を顎関節症といいます。
症状としては、あごが痛い、口を大きく開けられない、口を開けるとあごがカクカク、ガクガク音がする等があります。肩こり、腰痛、耳の痛み、めまいの原因であることもあります。
治療は歯科でおこなわれ、マウスピースの装着、薬の服用、症状を引きおこした生活習慣の是正等の治療があります。
マウスピースの作製、レーザー治療などの顎関節治療をおこなっています。顎関節症の治療は全て健康保険が適応になります。
かみ合わせ治療、歯列矯正など健康保険外の高額な治療、民間療法的な特殊な治療ではなく、多くの歯科大学病院でおこなわれている標準的な治療を取り入れています。治療期間がかかることが多いものの、ほとんどの方は治ります。
たまに歯並びを治さないと顎関節症が治らないと言われた、などという患者様がいらっしゃいますが、顎が痛い場合はほとんどの場合、マウスピースを入れることが多いです。
適切な診断をして、適切なマウスピースなどの処置をすることで、ほとんどの症例は治ることが多いです。
また当院はレーザーを患部に照射することで、痛みを和らげる治療も行っています。
これらの治療をした上で、症状がよくならない場合は大学病院などの施設でMRIなどの一歩進んだ特殊な画像診断をして、診断を深めていくことをおすすめしています。
当院院長は大学では口腔外科で顎関節症の科に在籍しておりました。
顎関節症は間違った診断で長期放っておくと怖い病気です。顎の音がカクン、コキッ、ジャリジャリ、などいろいろな音により診断は異なったりします。
大学病院では様々な症状の患者様がいらっしゃいました。腫瘍が原因で痛くなっている、骨が溶けてきている、歯医者に行ってから顎の調子が悪くなった・・・などなど。
原因を追究すること、病気の治し方はこれにつきます
また、どんどん口が開きづらくなってきた、生活に支障がでたり、片頭痛がある、首が凝る、なども症状の一つです。
場合によって、当院ではセカンドオピニオンをおすすめしています。
患者様がご希望する治療方針と、当院がご提案する治療方針が合わないことは多々あるかと思います。
自分では思いもつかなかった治療方法があったり、歯を残せる残せないなど…。歯医者によって治療の考え方は千差万別です。治療費などはもちろん大事な要素ですが、最優先事項はどのように治療するか、です。その後に治療費が合う医院を見つけるなど、大事なことを見失わないようにしていただきたいと思っています。
私が思うプロフェッショナルとは、できないことはやらない、です。逆に言うとできることをやる、です。
患者様のご意見はもちろんお聞きしますが、全部受け入れて「出来ますよ」では成り立たないと思っています。患者様と当院の意見をしっかりお互い出し合い、それが合わなかったり、まだ不安だなあと思ったらセカンドオピニオンです。
無理なく、不安なく患者様が将来満足する結果に、少しでも近づくための方法だと思っています。
セカンドオピニオンは歯について勉強するいい機会になるかと思います。
結論から言うと、価値がある親知らずは抜かないです!
一般的に親知らずを抜くのは
※とくに女性の場合、妊娠出産のときに親知らずが痛むと、レントゲンを撮影することも抜歯後に投薬することも困難になります。親知らずが過去に痛んだ場合は、早めに抜歯することをお勧めしていす。
※親知らずはしっかり生えていてきちんと磨ける場合、必ずしも抜かなければならない歯ではありません。将来ブリッジや入れ歯の土台になったり、移植に利用することも可能です。
抜いたほうがいいかどうかお悩みの場合は、一度歯医者にご相談ください。当院ではきちんと予防できる場合で、将来使うことが可能な親知らずは、残すことをおすすめすることがあります。
抜歯について
また、下顎管(下顎の大きな神経のこと)に近く、抜歯に無理な力を加えることが困難な場合、2回に分けて抜くことがあります。
お口のかわきを感じることはありませんか
・お口がかわく(唾液が出ない)
・口がかわいて話しにくい
・食事のときに飲み物が必要
・舌のひび割れや口角炎を起こしやすい
・虫歯や歯周病になりやすい
このような症状がある場合は、ドライマウス(口腔乾燥症)の可能性があります。唾液が出にくくなる
原因としては薬の副作用、ストレス、加齢や筋力の低下、口呼吸などがよく上げられますが、普段の
生活から唾液を出しやすくする方法をご紹介します。
①こまめな水分補給
唾液が出やすくなります。食事の前にお水を飲むのも効果的です。
お茶やコーヒーは利尿作用によりさらに乾燥を招く可能性があります。
また、ジュース(糖分のある飲み物)は虫歯になりやすくなるため注意しましょ う。
②よくかんで食べる かむ回数が少ないと飲み込みにくくなります。(嚥下障害)よく噛んで唾液が出
やすくなると味も感じやすくなります。30回かむことを目標にしましょう。
③リラックスする
唾液の分泌は自律神経に作用されます。リラックスしているときにはさらさらの唾液が分泌されま
す。
④うがいをする
ぶくぶくうがいで粘膜を刺激することにより唾液の分泌を促進します。
⑤唾液腺のマッサージをする
耳の前のところ、下顎の首あたりのところを奥から手前にスーッと動かすと唾液が出るのを感じる
ことができます。
虫歯の治療したのになぜ痛い?
最初は痛くなかった歯を治療したら痛くなった…。すごく多い質問です。
以下は当院で読んでいただいている事項です。
歯の神経を残したいですか? すごく大事なお話です!!
~あなたはどのお考えですか?~
□無理してでも神経を残したい
□被せた後痛みがでるかもしれないけど、神経を残したい
□どんなことがあっても絶対痛いのは嫌だ!
□一回チャレンジしてダメなら神経を抜いていきたい
□90%痛いかもしれないけど、10%治るかもしれない方にかけてみたい
□80%痛いかもしれないけど、20%治るかもしれない方にかけてみたい
□70%痛いかもしれないけど、30%治るかもしれない方にかけてみたい
□60%痛いかもしれないけど、40%治るかもしれない方にかけてみたい
□50%痛いかもしれないけど、50%治るかもしれない方にかけてみたい
※神経までの距離は歯によって千差万別です。経験上ある程度の距離を把握していますが、神経までの確実な距離はわからない…ということをご理解ください。
※むし歯の大きさは広さではなく深さが問題になってきます。
神経にいかに近づくかで神経を抜く可能性が高まってきます。
時に神経は細かく枝分かれし、歯の表層にまで近づいている場合があります。そのような場合、被せた後に歯がしみるということもあります。歯が軽度にしみる状態が続くと神経が委縮し痛みが減少する場合と、炎症が大きくなり痛みが増加する場合があります。当院では生活に支障がでるレベルでは神経を抜くことをおすすめすることがあります。
※むし歯を残したまま被せ物・詰め物をすることはできません。深いむし歯を取りきると、麻酔がきれてから、今痛くない歯が痛くなることがあります。可能な限り様子をみてから、神経を抜くかどうかを確認し、最終的な詰め物をします。
※私たち歯科医師の考えはなるべく神経を残したいという気持ちが強いですが、患者さんによっては、少しでも痛みがあることが苦痛であったり、仕事の都合(歯医者に行く時間が作れない人など)で歯医者に来れない方も数多くいらっしゃいます。
歯に対する考え方が歯医者と患者様で温度差があります。私(院長)であれば…ちょっと痛くても(痛みの度合いで3~4)神経は残したいと考えてしまいます。
例えば「今日指の爪を一枚剥ぎましょう」と言ったらほとんどの方は断ると思います。これは目にみえているからだし、皆様がよく知っているからだと思います。でも爪は再生しますが、歯の神経は再生しません。
※歯の神経(栄養血管)の役割
・歯に栄養を送る
・歯に潤いをあたえる(割れにくくなります)
・歯の痛みを感知する(歯の変化を知らせます)
※ここまで歯の神経について書きましたが、歯を削っていくうちに「これは完全に残せないな…」ということが多数あります。そのような場合はこちらから神経を抜く処置を強くご提案させていただくことがあります。
※歯がすごく痛い時は麻酔が全然効かないことがあります。この場合、炎症を抑える薬を入れて次回再度挑戦するか、神経に直接麻酔をして麻酔を効かせる方法がありますが、神経に麻酔をするときすごく痛いです…が、ほとんどの場合確実に麻酔を効かせることができます。3~5秒我慢してもらうかもしれません。
※一番大切なことは治療内容を理解していただくことです。私たち歯科医師が一生懸命神経を残したとしても、歯の神経についてご理解いただけない患者さんは「治療したのになぜ痛いんだ!」ということがあります。
お口の中、受ける治療のことをよく理解し、ご一緒に治療に参加していただければ幸いです。