院長ブログ

院長ブログ

川越の歯科・歯医者・矯正・予防歯科なら川越駅西口歯科

鼻呼吸のすすめ

鼻呼吸のすすめ

口呼吸の主な悪影響

・鼻の通りが悪くなる
・顔や肩、首のラインの歪み 

・口の周りの筋肉が弱くなる
・顔の血流悪化による乾燥
・肌荒れやニキビ
・アトピー
・風邪をひきやすい
・口腔内の粘膜の炎症
・歯が出る
・歯並びが悪い
・二重あご、たるみ
・いびき
・睡眠時無呼吸症候群
・口内炎ができやすい
・虫歯になりやすい
・口臭の原因
・免疫力が低下
・難病を引き起こす可能性あり
・アデノイド顔貌  (面長の顔)

口呼吸はなぜ駄目なのか?
口で呼吸してしまうと、乾燥した冷たい空気が口から直接体内に取り込まれることで、
口腔内・喉が乾燥し、細菌などや直接侵入、粘膜に炎症が起きてしまいます。
風邪などにもかかりやすくなりますし、口臭、歯周病、虫歯にもなりやすくなります。

また唇の力が足りないと歯並びが悪くなったり出っ歯になりやすくなったりします。

高齢者では、睡眠時に口呼吸のために、口の細菌が肺に入り肺炎を起こすことがあります。
鼻呼吸にすれば肺炎は激減します。

鼻呼吸の効果
上の口呼吸の悪影響で紹介した症状と逆の効果が望めます。
その他の主な症状を下記に上げていきます。

・綺麗な空気を肺に送ることが出来る
鼻には吸った空気を浄化する機能が備わっています。空気中のほこりを取り
乾燥した空気を適度な湿度にして、のどや肺にとって刺激の少ない空気にしてくれます。

・空気を沢山吸い込む事ができる
口で苦しくなるまで息を吸ってください。どのくらい吸えますか?
次に鼻で吸ってください。口で吸うよりも長くどんどん吸えるような気がするはずです。

実際、口呼吸よりも鼻呼吸の方がたくさん空気が吸えます。
酸素をたくさん吸うことは、脳細胞や手足の指先にまで新鮮な酸素を行き渡らせることにつながります。

・眠くなるのを防ぐ
口呼吸になると、早食いになるばかりか、一緒に空気まで食べてしまって、あとでゲップがでやすくなります。
早食いをしてしまうと胃に負担がかかり消化に時間がかかってしまいます。
その結果眠くなりやすいなどの症状があるようです。食事中は口を閉じてよく噛むようにしましょう。

・顔が引き締まる
口で息を吸い込んでばかりいると「ポカーン」としただらしない表情に
なりがちですが鼻呼吸をすれば顔が引き締まってきます。

・記憶力、運動能力の向上
あるテレビ番組で、小学生に口ポカ状態と口にテープを貼った状態で、
計算問題、握力測定、背筋力測定をさせていました。
結果、どれも口にテープのほうが能力がアップしていたとの事です。
鼻呼吸のほうが酸素が全身に行き渡るため、能力が発揮されるとの事らしいです。

・生活が充実する
1日の活動を充実した最低8時間の鼻呼吸による睡眠で回復した上に、
なお少々あまった力が湧くほどに休養すれば、躍動感のみなぎった輝きのある生活を送ることができます。

口呼吸の治療方法
・何かに熱中する時によく注意する

・ティッシュで「こより」を作って、唇で挟んで落とさないようにしておく←おすすめです 

子どもがTVゲームに熱中しているときは、ポカーンと口が開いています。
大人でも何かに夢中になると、口ポカになる人を見かけます。
特にゲームやインターネットをしている時にはよく気を付けた方がよさそうです。

他には
・口に医療用のテープを貼る
・睡眠中は口唇を逆ハの字にテープを貼る。
・口をとじてガムを噛む、
・鼻孔拡大装置を使う
・冬場はイソジンでうがいを心がける(鼻詰まりを防ぐため)
・おしゃぶりをする
・漢方薬などを飲むようにする
鼻呼吸の効果は普通の人で二週間もあれば表れてくるそうです。

無糖のガムを噛むやり方とくちびるの運動を絵付きで紹介しています。
鼻呼吸をしながら、口を閉じて(ガムを)噛み癖でない方でリズミカルに噛むことにより、
顔のひずみも少しずつ改善されるそうです。

 

いずれにしても、口を閉じていればいいことばっかりです!鼻が詰まっている方などは中々難しいですが、是非とも口を閉じる大切さがわかっていただければ幸いです。

フッ素は安全?

フッ素は安全?

答えは、正しく使用すれば心配する必要はないです。

フッ素はむし歯の予防や歯を守るのにとても効果的です。乳歯の生え始める

6~8ヶ月のお子さんでも使用できます。フッ素は低濃度を高頻度で使うことが

大切なので,小さい頃からジェルタイプなどを使うことをお勧めしています。毎日使用

している歯磨剤にもフッ素(450~950ppmF)が含まれていますが、高濃度のフッ素を

定期的(3~4ヶ月に1回)に塗ることで歯質強化につながります。

当院では、うがいのできない年齢のお子さんも対応できるよう泡やジェルタイプの

フッ素を用意していますのでお気軽にご相談ください。

いびき用マウスピースについて

マウスピースでなぜいびきが治るの?

寝ているときに顎を前方に誘導することで、気道を広げます。

だら~んとあお向けに寝てみると、顎や舌が落ちてきて喉を少し圧迫する感じがあって、いびきをかきそうな感じがわかると思います。

その時に顎を一番前まで出して呼吸をしてみると、きっといびきが出づらくなると思います。

いびき用のマウスピースは下顎を強制的に前方に出すことで、いびきの出づらい状態を作ります。

あんまり顎を前に出し続けすぎると、顎が痛くなってきたりするので、適度な場所を患者様と探して上下のマウスピースを固定します。

いびきの測定はアプリの「いびきラボ」というのがおすすめです。

当院院長はこのアプリで数値が120くらいでしたが、マウスピースで10とかになってます。

120は結構な数値かな、と思います。このアプリは録音して、聞くことができるのですが、自分のいびきはンガガガガガ~!ンガガガガガ~‼!!ブヒー!ピー!みたいないびきでした。

10の時はスースーみたいなおだやかな川のせせらぎのような感じになってます。

お酒を飲んだ後はこの限りではありませんが・・・。

睡眠の質を上げる、まったく私はできておりませんが、大谷翔平さんのように少しでも睡眠の質を上げることが、健康への近道かと思っています。

 

口内炎 口角炎 について 

この時期に大変多いご相談が口内炎です。

痛くて食事がおいしくない、食べられないなどなど

原因は免疫低下、物理的刺激(天ぷらでやけどした、矯正器具があたる、噛んでしまった、入れ歯が合わない)、全身的なもの、などです。

 

ご本人ができる対処として

・うがい薬などでお口を清潔に

・乾燥させないようにこまめに水分を

・栄養をしっかり ビタミンA ビタミンC などを積極的にとる

・しっかり休む

※10日以上変化がない場合は 耳鼻咽喉科 皮膚科 歯科 の受診をおすすめします。

 

当院での処置

・ライトタッチレーザー→ほとんどの場合、その場で痛みはなくなります。

当院のレーザーは治りもよくする効果があります。

当院のレーザーはエルビウムヤグレーザーという種類です。

・軟膏の塗布

・症状、診断によっては紹介状

 

お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

 

治療方針について

当院の治療方針
できる限り意味のあることを!
をモットーにスタッフ一同日々治療に励んでいます。例えば、3か月に一度定期検診に行っても、自分で清掃しなければ、3か月に一度奇麗になるだけです。清掃してもらう、虫歯を見つけてもらう、など受け身の姿勢だとどうしても予防はできないと考えています。デンタルフロスをはじめとする補助器具を、きちんと理にかなって使用することで、患者様ご自身で虫歯の発見や歯周病を早期に発見し、治癒することができます。また、歯が痛くなることは虫歯だけとはかぎりません。食いしばりやかみ合わせからくる痛み、歯周病からくる痛みなど様々です。痛みを除去するだけでは、数日すれば必ずまた同じ症状がでてきてしまいます。大事なのは原因を除去することです。
とはいっても、患者様の考えもいろいろです。早く終わらせたい、話はききたくない、痛みだけとれればいい、ゆっくりのんびりやりたい、など様々な考えがあります。当院が理想とする歯科医院と患者様との関係は登山に行くときの仲間のような関係です。どの山に、どのくらいのペースで何日かけて、ルートはこんな感じで、疲れたら休もうね、など同じ頂上を目指す「仲間」になれればいいなあと思っています。大事なのは頂上に一緒にたどり着くことです。どんな低い山でもどんな高い山でも頂上は頂上です。月に一度しか来ることができない方であれば、それに応じた方針をたてればいいし、痛みだけとって欲しいという方であれば、痛みだけとって、それで終了。これもひとつの頂上です。ただし、その際は必ずリスクを理解する。治療をより良い結果にするには、患者様のご協力が必ず必要です。当院にいらっしゃった時に、一緒に共通の目標をたてて、患者様にとっての「意味のあること」を共有できたら幸いです。