【診療時間】10:00~19:30/土曜日 9:30~17:30
※最終受付は30分前までとなります
【診療時間】10:00~19:30/土曜日 9:30~17:30
※最終受付は30分前までとなります
当院のホームページをご覧頂きありがとうございます。
皆様に快適に診療を受けて頂くために『当院からのお願い』として一読頂ければ幸いです。
キャンセルが何回か続く、キャンセルの回数が多い方、無断キャンセルをした事がある方は、ご予約をご遠慮頂いております。
その際、ご来院できる日にお電話して頂き、「待ちあり」としてご予約をお取りします。
事前にご予約の患者様を優先させて頂くため、多少お待たせしてしまうかもしれませんが、なるべく患者様のご都合に合うようにご対応させて頂きますので、ご理解の程お願い致します。
また、確実にご来院できる日が分かり次第1~2日前までにお電話でご予約をお願い致します。ご予約のお時間に間に合わない場合も、お電話でご連絡ください。
※歯科治療(医療行為)の特性上、麻酔が効かず治療が長引いてしまったり、患者様のご来院の遅れなど当日の状況によってはご予約時間にズレが生じる場合がございます。
スタッフ一同、最善を尽くしておりますが予めご理解ください。
1. 治療計画の立案 治療内容の説明
2. 清掃指導(デンタルフロスの使い方、歯ブラシの使い方、歯磨きのコツ)
歯茎・歯のクリーニング(被せ物や詰め物の型を採る場合、歯茎がきれいになっていた方がより良い物ができます)
3. 虫歯の治療開始
※治療内容にご納得いただけない場合、セカンドオピニオンをお勧めします。
※治療はすべて診断にかかっています。
例えば、かみ合わせが強すぎて神経に症状が起きている場合、神経を取ればその場で痛みは取れますが、神経を抜いてしまっては原因を除去したとは言いきれません。
この場合の正しい処置は、かみ合わせを弱めること(歯を削るかマウスピースを装着)で歯の負担を軽減するということです。
患者様の多くが、痛みは虫歯か歯周病からしか起きていないと考えられる方が多いですが、歯ぎしりによる歯の痛みはかなりの数に及ぶことがあります。その際、偏頭痛や首のコリが普段からある場合が多いです。
など
どうせしなければならない事なら先にやってしまう。小さな階段から徐々に大きな階段を上がっていくように、リスクを極力回避しながら治療を進めていくことをお勧めします。
その場限りの治療ではなく、治療が終わってからもずっと快適に過ごすために、原因を探りそれを除去する方法を提案したいと考えています。
患者様の中には「そんなのまどろっこしくてやってられない!」という方がいらっしゃいます。
人それぞれ考え方は違うので、その場合はなるべく早く患者様がやってほしいところを治すことを優先します。
〈エベレスト〉〈富士山〉〈高尾山〉登りたい山、登れる山は人それぞれです。時間、体力、気力、費用どれも違います。治療計画が歯科医師の一方的なものである場合、ついてくることができないことがよくあります。忙しい、面倒くさい、怖い、お金がかかる、歯医者に通えない、、、理由は人それぞれです。無理せずその患者様に合った治療計画を立てて、それぞれの頂上を目指すことをお勧めします。
基本的に患者様が困っていることから治療を進めます。途中でやめたくなったら相談してください。計画を練り直してもいいし、しばらく間を空けることが可能な場合はそうします。
ただ、その際にいきなりいなくなってしまうと、バイ菌が中に入り込んだりして治療前より悪化してしまうことがあります。手術の途中でどこか行ってしまうような感じです。
特に根の治療は、途中でやめることは極力避けてください。仮の蓋は1ヶ月くらいでバイ菌が入り始めます。バイ菌が入ると、どんどん治療期間は増えてしまいます。
もし、続けられそうにないと思ったら長期間様子をみることができる薬があります。その際は、遠慮なくご相談ください。元々膿があるような歯は治療期間が長くなることをご理解ください。消毒に時間がかかります。わからないことはいつでも聞いてください。
山登りに例えると
といったイメージです。
部分的にしっかり治して、次回またチャレンジするなど患者様にとって無理のない治療計画が必要だと思っています。
虫歯・・・1~3回
神経を抜いた場合・・・被せるまでに6回以上(歯の種類により異なります)
入れ歯・・・3回以上(入れ歯を入れてから数回調整が必要です)
クリーニング・・・1~3回(汚れの付き方によりさらに6回以上かかる場合があります)
といったイメージです。
※クリーニングの2回目以降は時間を空けてからすることがあります。指導した内容が適切にできているかの確認。1回目のクリーニングで歯茎が引き締まってより深い部分の歯石が取りやすくなります。
※治療で中断しない方がいいのは根の治療です。例えるなら、お腹の手術をして切りっぱなしでどこか行ってしまうようなものです。平均的に、時間がかかる治療なので途中で嫌になったら相談してください。長期間保留にする薬に変更することもできます。ただし、あまりにも長期間放置すると歯が割れてしまい使い物にならなくなってしまうことがあるのでご注意ください。
歯茎がきれいな状態で治療を進めていく方が、きれいな詰め物を作れます。
歯茎の状態が良くなると今まで腫れていた歯茎が変化してきたり、詰め物の接着がきれいにできるので、詰め物はしっかり歯茎の状態を改善してからの方が良いのです。
クリーニング(歯石取り)をしても、結局その日のみきれいになるだけなので、ご自宅でいかに管理できるかが歯周病の治りを決定づけます。そのために、一番先に患者様にやってほしいことは歯磨き、デンタルフロス(歯間ブラシ)を的確に2~3週間やってもらうことです。
ほとんどの場合、指導したことを2~3週間しっかりやれば、出血は減り腫れが引いてきます。治療が一番大事なのではなく、これから先虫歯や歯周病を悪化させないことが大事だとご理解ください。
「定期検診はどのくらいの頻度で来た方がいいの?」と聞かれますが、1年に2回来るとして363日はご自宅です。いかにご自宅での管理が大事かお考えください。つまり、掃除した状態を維持し続けていくことが最も大事なことなのです。当院では通常4ヶ月または6ヶ月毎の定期検診をお勧めしています。
※歯茎の中には、どうしてもご自身で取り切れない歯石が4~6ヶ月でついてしまいます。
歯ブラシだけで磨ける部分は、5面あるうちの3面です。残り2面は、歯と歯の間にあるため歯ブラシでは絶対届きません。しかも、虫歯や歯周病の6割は歯と歯の間にできます。
「歯磨きはしていますか?」と質問すると「え?何言ってんの?当たり前じゃん」という反応が返ってきますが、では「歯と歯の間はやっていますか?」と聞くと「やったことがない」という人が大多数です。同じ歯の面なのに、、です。
しかも歯と歯の間は唾液も流れることなく汚れが溜まりやすい部分なのにです。
このことから、当院ではデンタルフロスの使用を強くお勧めしています。デンタルフロスは一生やった方がいいです。
最初だけ毎日やって、後は全然やらない方がいらっしゃいますが、それでしたら最低2~3週に1回確実にずっとやっていくことの方が余程効果があると考えています。ここで勘違いしないでいただきたいのが、基本的には毎日やった方がいいということです。ご自身の無理のないペースで長い期間できる方法をお考えください。
特にデンタルフロスを行うことで掃除だけでなく、
出血・・・歯周病、歯肉炎
ひっかかり・・・虫歯、歯石
臭い・・・歯周病、虫歯
などのことを毎日チェックすることができます。
治療(掃除を含む)はその場限りですが、知識は忘れなければ一生記憶に残っていくことです。なるべく歯医者には行きたくないですよね?
自分の健康は自分で守る。当院ではそんなお手伝いができたらいいなと考えています。わからないことはお気軽にご相談ください。
患者様のご希望と、当院がご提案する治療方針が合わないことは多々あると思います。セカンドオピニオンは歯について勉強する機会になると思います。無理なく、患者様が将来満足する結果に少しでも近づくための方法だと思っております。