【診療時間】10:00~19:30/土曜日 9:30~17:30
※最終受付は30分前までとなります
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全体矯正が必要な場合は診断した歯科医師がはっきりお答えしますのでご安心ください。
よく言っているのは「僕の家族にだったら部分矯正は勧めないです」などです。
インターネットや知り合いなどの情報は、はっきり言うとあてにならないことが多いです。
当院では無理やり治療を勧めたりすることは決してありませんので、この点はご安心ください。
またほぼ必ずといっていいくらい他の医院でのセカンドオピニオンをお勧めしています。
とりあえずここだけ治しておこうなどという計画を立ててしまうと、将来他が気になった時に損してしまうことになります。
治療開始までは優柔不断でいいと思います。お気軽にご相談ください。
何歳でも部分矯正は可能です。乳歯やまだ生えたての永久歯の部分矯正はしません。
部分ワイヤー矯正の利点は24時間動かし続けてくれること・強い力・矯正力の方向など多くの利点がありますが、欠点は動かしたくない部分も動いてしまう、ということです。
その点マウスピース矯正は動かしたい部分だけを動かせるので、両者を併用することでより早くより確実に部分矯正を仕上げられます。
カウンセリングの大事な点は矯正治療における患者様の理想形と私達歯科医の理想形を一致させていくことだと思います。
目的地が違ってしまうと誰も満足することなく終了することになってしまいます。
よくある患者様の言い方で「先生のお勧めで」と言われることがありますが、患者様の理想のイメージと全然違うことがあります。
前にいらした方で「八重歯を残してほしい」や歯科医からすれば明らかに上の歯が変なのに「下だけ治したい」というご希望だったりこれらのご希望を聞かずに治療開始に至っては大変なことになってしまいます。
矯正治療は絶対やらなくちゃいけない事ではないので、一人ひとりの、大袈裟に言えば生き方までを含めたお話を伺っていくことが大事です。
ここでよくお聞きしているのは今回の矯正治療で一生満足できるかどうかということです。
矯正治療は治療後も含め、数年お付き合いしていくことになるので、安心してお話できる関係が築ける歯医者で治療をしていくことをお勧めします。
当院と意見が合わない、雰囲気が違う、話づらい…などなどご自身で合う歯科医院を探していただければ幸いです。
ご来院くださるほとんどの方が長年歯並びには悩んでいたと思います。なので、あっさり決めてしまって取り返しのつかないことにならないよう慎重にお選びいただきたく思います。
歯を削らずに治療する場合もありますが、前歯の部分矯正の場合多くの場合数ヶ所にスペースを確保するため歯を削ります。
削る量によりますが、エナメル質の適正範囲内であれば問題ないとされています。
奥歯も凸凹だけど治さなくていいの?
これには賛否両論あると思います。
まず基本的な歯並びを治す理由をいくつか挙げると、見た目・歯周病・虫歯のなりやすさ・顎、歯への負担・掃除のしやすさなどがあります。
では逆にこれらが全て達成されているとすればどうでしょうか?
見た目は本人が気になれば…なので本人次第です。
歯周病・虫歯のなりやすさ→清掃方法により改善可能
顎・歯への負担→マウスピースなどをすることである程度負担軽減は可能
これら歯並びからくる悪影響を根本的に治したい場合のみ、全体矯正をするという考えもアリです。
このように矯正をしたい理由により矯正方法を考えていくことをお勧めすることもあります。
全体矯正の治療計画は上下4本抜歯するケースが多いです。
これは奥歯のバランスやスペースを考えると致し方ない場合が多いのですが、「歯1本の価値を考えるとそこまで治さなくていいかな~」と患者さんご自身が思えば矯正治療はしなくてもいい、という考え方もあります。
しかしながら矯正治療を勉強していくと明らかに全体的にやったほうが将来いいだろうという患者様が多々おられますので、その際はズバッと「自分の家族になら全体矯正を勧めます」と説明しています。
部分矯正は万能ではありません。非抜歯矯正も同じく万能ではありません。治療には必ずメリット・デメリットが存在し、もちろん歯を抜くことで起こりうるデメリットも存在します。
それらメリット・デメリットをよくご理解していただけるようにカウンセリングができれば幸いです。
1…絶対に抜歯は嫌だ
2…絶対に針金(ワイヤー)は嫌だ
3…この部分だけ治れば絶対将来不満はない
矯正のカウンセリング時にまずこの3点を必ずお聞きしています。
この「絶対」という言葉を意識してちょっと考えてみてください。治療説明がグッと凝縮し、ぼんやりしていた目的地がはっきりしやすくなります。