【診療時間】10:00~19:30/土曜日 9:30~17:30
※最終受付は30分前までとなります
【診療時間】10:00~19:30/土曜日 9:30~17:30
※最終受付は30分前までとなります
「歯医者さんは、歯が痛くなってから行くところ」
このような考えをお持ちの方は意外と多いようです。
最近は、歯医者さんに対する考え方が少し変わってきました。「お口の健康の維持」が目的の予防歯科を受けるために、歯医者さんに行く患者さんが増えています。
歯のクリーニングは、歯に付着している歯石やお口の中に潜んでいるプラークを取り除くため、虫歯や歯周病のトラブルを未然に防ぎます。痛くなる前、悪くなる前に治療すれば、それだけ患者さんの負担が軽減します。
さらに、お口の中がきれいになるのですっきりした清涼感が広がります。歯医者さんは痛いところを治す嫌なイメージから、痛くなる前に通う楽しい場所に変えたいと考えています。毎日のセルフケアと定期的なクリーニングを受けて、口腔内環境を改善しましょう。
「治療した歯が何度も虫歯になる」
「ブラッシングをしているのに、虫歯になりやすい」
「口臭が気になる」
「歯茎から出血する」
皆さまは、80歳になったときに歯が何本残っているかご存知ですか?日本人の80歳以上の方の平均残存歯数は約6~7本。これに対して予防先進国である欧米諸国は、日本より2倍近く残っているといわれています。
予防先進国は、1~3ヶ月に1度の割合で定期的に歯医者さんに通い、お口の中の環境を整えています。欧米諸国の平均残存歯数が飛躍的に向上したのは、歯のケア(クリーニング)に力を入れているからです。
●歯周病は自覚症状が出にくく静かに進行する
●早期発見・早期治療がポイント
●正しい知識と正確なブラッシング法が大切
●特にデンタルフロス(糸ようじ)の使い方が大切
歯周病は、静かに進行する病気です。特に初期段階ではほとんど自覚症状がありません。腫れや出血の症状が現れた頃には細菌による歯周組織の破壊がかなり深刻化し、既に手遅れになっていることが少なくありません。
患者さんが自身の意識を少し変えて、口腔内の環境を整えるだけで歯の寿命を大幅に引き延ばせます。
歯周病は、歯医者さんが治すのではなく、患者さんご自身が治すものです。日頃からご自身の口腔内に興味をもち、歯周病の早期発見・早期治療で大切な歯を守りましょう。当院では、歯周病の成り立ちからご説明いたします。
よく定期健診に来ていれば大丈夫と思っている患者さんが多いですが、定期健診の時だけきれいにしている患者さんがたくさんいます。それでは定期健診の時だけきれいになって、あとの4~6ヶ月間は汚い状態になってしまいます。
当院で行う指導は、定期健診までの間きれいでいられる指導やご自身で悪いところを発見できる指導を心がけています。そして定期健診の時に、悪くなっているところや患者さんが気づかないところを発見し、治療することが定期健診の本質であると思っています。
当院の定期検診は、歯のクリーニングが中心のメニューをご用意しています。また、正しい歯の磨き方を指導する“ブラッシング・デンタルフロス指導”や歯の汚れを取り除く“スケーリング”は、保険の範囲内で受けられます。
スケーリングとは、歯肉や歯周ポケットに付着している歯垢や歯石を取り除く治療です。歯の表面に付着した汚れは毎日の歯磨きで落とせます。しかし、歯石は自分で除去できないため、定期的に歯医者さんで取り除きましょう。
【虫歯の原因となるバイオフィルム】
細菌が作り出す粘着力の強いバリアです。本来は唾液で胃に流れて殺菌されますが、バイオフィルムができると歯の表面にこびりついてしまい、その中で細菌が繁殖します。これが虫歯の原因です。
PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)とは、歯の専門家が行う本格的な歯のクリーニングです。専用器具を使って歯の表面に付着している汚れを取り除き、虫歯や歯周病、口臭を防ぎます。
施術中の痛みはなく、リラックスしながら受けられますので、エステ感覚で利用する方が増えています。
当院では、患者さん一人ひとりに合わせたブラッシングとデンタルフロスの指導を行っています。ブラッシング指導では、正しい歯ブラシの持ち方や当て方、動かし方を指導し、歯周病や虫歯の成り立ちのお話をします。きちんとした方法と知識を得ることで磨き癖が改善し、汚れを落とすコツが習得できるでしょう。
3DSとは“dental drug delivery system”の略で、虫歯や歯周病を予防する治療法のひとつです。抗菌剤を使って虫歯菌や歯周病菌を殺菌し、虫歯や歯周病の感染リスクを軽減します。予防効果は4~6ヶ月程度ですので、定期的な施術をお勧めします。